読書感想①(後世への最大遺物)

 内村鑑三著の『後世への最大遺物』を読んだ。ホピーの付録(こころの文庫)を嫁さんの実家で発見したのがきっかけである。中学二年生(14歳)用となっているが、今の40歳の私に丁度よい内容だった。やっとこの本に書かれている内容を理解できる年齢になったという訳だ。
 本の内容は要約すると次のとおり。我々は後世に遺物として何を残すことができるのか。カネ、事業、思想(著作)などは一般人には難しい。ならば高尚なる生涯ならば一般人にも可能である。高尚なる生涯とは弱者に寄り添う、艱難辛苦に打ち勝った、利他の精神を持って行動するなどである。
 一般人にも可能であるとのことであるが、私にはかなりレベルが高いと感じる。なぜなら、己を振り返ると我がの利益しか考えていないからだ。自分の将来を考えて答えがでず、堂々巡りになるのも自分の事しか考えていないことが原因ではないだろうか。とすると、内村鑑三の示す高尚なる生涯を実践することが、私の現状打破に繋がるのではないだろうか?そう考えると運命的なものを感じると同時に感謝の気持ちが生じてくる。
 私の場合、具体的な実践内容として後輩の育成指導、人が嫌がる事を率先垂範する、災害(阻害要因)を想定した計画と実行である。

アウトプットについて

『インプットした内容をアウトプットすることが、知識の定着に必要である。』ということを聞いたことがあったが、今までたいして気にしていなかった。しかし、私が愛読している断酒メルマガに有名な精神科医がアウトプットの重要性を説いていた動画がリンクされていたので、興味を持った次第である。その動画は概ね次の内容であった。
・インプットされた内容はアウトプットしないと二週間以内に忘れてしまう。
・インプットとアウトプットの比率は3対7
・結果が出ない人はインプットに重点を置きすぎて、アウトプットがおざなりになっている。
・アウトプットの方法として日記を書く、ブログを書く、SNSに投稿する、人に説明するなどである。
・10年継続すれば何らかの成果がでる。

ということで、影響を受けやすい私は早速ブログを開設し投稿したわけであります。まずは3日坊主をクリアーすることが目標です!